23時35分:ラマダン

アメリカのアフガニスタンへの攻撃だが、ラマダン中も
続行するとアメリカが言っている。
これはイスラムを軽視しているとしか思えない。
イスラムの世界では、ラマダンと言えば、言わば「聖なる月」であり、
この時期も攻撃すると、それこそ世界中のイスラムを相手にしかねない。
今回は別、それとこれとは別、テロにラマダンはない、などと言うのは、
アメリカの勝手な理屈。

私も昔、サウジアラビアに住んでいた頃、ラマダンには苦労させられた。
日本人(非イスラム人)であっても、日中の飲食は一切許されない。
たとえ水でもだ。
大げさかもしれないが、自分の唾を飲み込んでもいけない。
だから、会社ではドアに鍵をかけて昼ご飯を食べていたものだ。

又、この時期に飛行機に乗ると、食事はどうしますか?と
客室乗務員に聞かれる。もちろん私達非イスラム人は食べたが、
イスラム人は食べてはいけない。
又、タバコもダメである。隣でタバコを吸うと、本人の意思に
関係なく煙を吸い込んでしまうからである。

とまあ。言いたいのは、ラマダンって大事だってこと。